アルミダイカストにおけるアンダーカットと焼嵌(やきばめ)工程

アルミダイカストにおけるアンダーカットと焼嵌(やきばめ)工程

アルミダイカストにおけるアンダーカットと焼嵌め工程

 

ダイカストでは金型から製品の取出し障壁となる製品部分をアンダーカットと呼びます。

アンダーカットがあると型開閉方向のみでは製造不可のためスライド機構などの型分割技術での対応可否を検討します。

そのため製品設計上アンダーカットを最小限にすることが求められます。

弊社では焼嵌めという工程を有しております。

この工程は他社ダイカストメーカーと異なる特徴です。焼嵌め工程とは、そもそも設計段階で2ピース化し鋳造された嵌め合い部品をアルミの熱膨張収縮を利用し一体化する工程です。

 

 

上記工程を加えることで、通常のアルミダイカストでは製造を避ける形状の製品をダイカスト化することが可能になっております。

製品企画や製品設計では、多くの課題や条件を満たす為に製造工程の選択肢が制限されます。様々なアプローチを検討する中で、製品を分割し、後に一体化するという焼嵌め工程も一考してみてはいかがでしょうか。

弊社では検討協力や、試作等も柔軟に対応させていただきます。

興味のある方は工程見学等お気軽にご相談下さい。